実家へ


 京都駅発11時近い新幹線なので、朝は息子Gのお弁当を作り洗濯してから出た。
 さあこれで自分1人の事だけ考えて行動できる。何時までにどこへ行かないと、と決まっていないのがいいね。

 私鉄から京都駅のひとつ手前でJRに乗り換え、さらに新幹線へ。
 いやその前にミスをするところだった。

 まだ時間があったので京都駅で一旦改札を出てお土産を買おうと思ったが、もしここで出てしまったら新横浜までの乗車券は回収されてしまう。
 長距離は乗り付けないので忘れていた。あぶな~い。

 早々に新幹線ホームへ。お土産はそこでも充分買えるし。
 平日のこんな時間なので混んではいないだろうと思っていたが、京都は観光客が多く乗り降りするので自由席車両には多くの人が並んでいた。
 指定席とっておいてよかった。
 席は3人掛けだが、真ん中がずっと空いていたのでゆったりできた。

 新幹線での一番の悩みはエアコンが効きすぎて寒い事。なので羽織るものは欠かせない。
 が、窓側だったが冷風の口を閉じられるのね。知らなかったー。(帰りは閉じられなかったので列車に寄るようだ)

 2時間の乗車は苦にならない。
 ボ~と外を見ていたり、空想を飛ばしていたり、早お昼したり・・・。
 そのうち海が見えてきて、そしてすぐにトンネルに入り、また海が見えてトンネルになり・・・を繰り返すともうすぐ神奈川県に入る。あっという間だった。

 新横浜上陸(?)の第一声、

「暑いー!」

 ぴょん実家はここからバス1本だが、横浜に寄り道するので横浜線へ。
 ホームなので迷う事はないが、横浜駅に着く前の乗り換え駅のアナウンスにびっくり。

『東海道線、横須賀線─』
 はいはい、知ってる。
『みなとみらい線─』
 あ、これも1回だけ乗った。
『湘南新宿ライン、ブルーライン─』
 は?なんだ、それ。
 あといくつか言っていたがわかんなくなった。
 駅自体の大きさは変わっていないのに随分と増えたものだ。

 相変わらずの人の多さ。
 若い頃にこの人波をスッスッと躱して歩いたのが今も役に立っている。大阪も京都も人が多いからね。

 地下街(こんなに狭かったっけ? 相鉄ローゼンはどこへいった?)ジョイナスもずいぶん雰囲気が変わったが、高島屋の1階に漂うあの香りは昔のまま。
 デパートの位置が変わっていないので、自分の位置やこれから行く方向がわかるのが助かる。

 3時間程ブラブラして実家の最寄り駅へ。
 ぴょんはSuicaを持っていない。関西系の交通ICカードにチャージして来たが、本当に使えるのかな? とちょっと怖かった。が、無事改札を通過。このカードで市バスにも乗れる。ラクだなあ。

 バスはカードでピッ! する前に障害者手帳を運転手さんに見せる。そうすると半額になるのだ。
 が、一瞬、「?」って顔をされた。
 もちろんその後すぐに対応してくれたが。あまり使う人がいないのかな?

 実家に帰ったのは10年振り。足を治して本当によかった。

 先日、帰る事を電話で伝えた時、母はぴょんの足を心配して新横浜まで迎えに行こうかと言っていた。
 どうやら手術はしたが、以前のようには歩けないと思っていたようだ。杖を使うかびっこを引くか・・・。

「だから押す車を送ろうかと思ったの」

 は? 押す車って・・・シルバーカー!?

「でも友人が、娘さん(ぴょん)に聞いてからの方がいいって言うからやめたけど」

 それ正解。
 シルバーカーなんか送られたら文字通り跳び上がっちゃう。
 それほど心配させたんだなあ。

 股関節の不具合の原因のひとつに幼少期の股関節脱臼がある。ぴょんは生後三ヶ月で両脚脱臼が発見されたそうだ。数ヶ月はギブスで股関節を固定されていた。
 もちろんぴょんは思えていないけど、話は前から聞いていたし写真もある。
 それがあるから母は責任を感じて・・・自分のせいだと思っている。

 だけど見つかった時、そのまま放っておかれたわけではなくちゃんと治療してくれたんだから母が悪いわけでもなんでもないんだけどね。
 すごーく気にしてる。やはり親なんだね。

 そんな話を11時過ぎまでしていた。

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