16年前

 用事が終わりテレビを付けたら2:46の表示と黙とうしている人々の映像が。
 阪神大震災の時は東に、そして今は西にいるので2つの大震災を避けられんだな・・・と思ってしまった。 

 16年前、子どもはまだ幼稚園で、送迎バスの時間が9時過ぎと遅かったため朝はゆっくりと過ごしていた。この時間はいつもテレビは点けないのだ。
 子どもらを送り、さて・・とテレビを点けると見慣れぬ光景が。これどこ?とよく見ると、建物の多くが倒れているあの東灘区の映像だった。

 それからどのくらいテレビを見ていたのかわからない。ふと気がついた。前日から相方が神戸に出張中だったのだ。
 当時は携帯電話もあまり普及していなく出張の時に会社から持たされたが、その日に限って相方は持っていなかった。
 地震が起きたのは早朝。まだホテルで寝ていただろう。電話を掛けたが通じない。

 程なくして会社から、
「無事だと、本人から連絡がありました」
 と、知らせて来た。仕事にならないので帰京するために新幹線か飛行機の切符を手配している、という。
 ぴょんのやる事はなかった。

 それからしばらくして、やっと当人から電話が。切符が取れないので取引先の方に名古屋まで車で送ってもらっているという。携帯電話もその方に借りたとか。
 でも新幹線はストップしているので名古屋で一泊して明日帰る予定。とりあえず無事でホッとした。

 後から聞いたが相方は新神戸駅近くのホテルの11階にいたそうだ。突然振り回されテレビが左から右に飛び、ああ、もうだめかな、と思ったそうだ。
 だがその時の話を聞いたのは1回だけ。口には出さないが怖い思いをしたんだろうなぁ。

 今まだ余震などで怖い思いをしている人々を思う時、この話を思い出す。




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