1枚の写真

 桃の節句、ですね。

 女の子のいないぴょん家には今ひとつ縁がない。
 去年は東のブロ友さんが東日本にしかない雛あられを送ってくださった。
 今年は妹から来るはずだが・・・今日現在、まだ来ない  

 あちこちで雛飾りを見ると1枚の、昔の写真を思い出す。
 七段飾りのお雛様の前に座っているぴょん。撮ったのは父だ。
 初節句の時のだろう。生後3ヶ月くらいなのでまだ1人で座る事もできず母が後ろから手だけで支えている。つまり座っているぴょんの背中に母の手が延び、自分はフレームアウトしているのだ。
 そう、まるでつっかえ棒のように。

 その時の母の格好ってどんなだったんだろう。思いっきり片腕を伸ばして支えていたんだろうな。
 見るたびにおかしくて笑ってしまう。

 しかし自分の子を持ってから見ると、母の、いや、両親の想いがよくわかる。
 高度成長期の入口とはいえ、一介の地方公務員の家ではまだまだ高価な品だっただろう。
 娘の健やかな成長と幸せを願って飾られる雛人形─と、言ってしまうのは簡単だが。

 その想いへのお返しをぴょんはしただろうか。

「(ぴょん達が親に)心配させずに暮らしている事が一番の親孝行よ」といつのも母の台詞が聞こえる。

 そういえば今日は耳の日でもあるんだ。

 ちょっと痛い・・・。


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