宗像大社とハウステンボス1日目 1


 目覚ましが鳴る1分前に目が覚めた。
 遅くとも4時40分には家を出たい。が、直前まで上着が決まらず迷っている。
 新幹線や帰りの長距離バス内が冷房が効き過ぎて寒い事があるのでその時に羽織る薄手のコートはボストンバッグに詰めたが、昼間は白もしくは青のレースのカーディガンか。
 着慣れているのは白い方だがカットソーとの色合いから青にする。
 タブレットが重いが持っていく。

 起きた時は暗かった外が出る頃には明るくなった。太陽が真っ赤っ赤だ。
 少し早めに駅に向かう。と、予定していたより1本早い電車(始発)に乗れた。といっても新幹線の時間は決まっているので単に新大阪での待ち時間が伸びただけだが。

 新大阪駅・・30ン年ぶりだ。まーったく覚えていないが、思ったより狭くてわかりやすい。
 ここで駅弁を買おうか迷った。
 新幹線を降りたらその後は在来線に乗るので朝食は新幹線の中と思いサンドイッチを持ってきたが、駅弁が美味しそうで・・・。
 さらに行程を見ると、昼の時間は宗像大社に居てその辺りにはご飯を食べられそうな店が無いのだ。(1軒あったが今日は休み)
 何より時間の余裕があるかどうか・・・。なのでサンドイッチは昼食用にしよう。

 山陽新幹線のさくらには初めて乗る。
 左右2席なんだね。そのせいか座席が大きくてゆったりしている。
 小倉まで2時間。平日の早朝の列車だが混んでいて指定席はほぼ満席。
 思ったより揺れるし、トンネルが多い!


     宗像大社とハウステンボス-1

     隣の席が埋まらないうちに


 列車に乗って南下した最初は高校の修学旅行の時(九州までは行かなかったが)で・・・あの時は寝台列車だったけど往復かどうかは覚えていない。
 次はまだ大学生だった相方と九州旅行に行った時・・・もう30ン年以上前だ・・・。
 新幹線で博多まで行って九州の上半分を一周した。

 小倉で降り、乗換えまで時間があるのでのんびり歩いていたがちょっと急げば1本前の快速に乗れたみたい。
 もっとも宗像大社行きのバスが少ないので、早く着いても乗るのは同じバスだったかも。
 気ままに行きたいが今日はバスと船の時間が決まっているので無理だな。

 鹿児島本線で東郷駅へ。ここが宗像大社への最寄り駅。
 小さな駅だが、もし世界遺産登録が決定したら人出も増えるだろうから今から駅前を整備している。
 それはいいが、そのせいでコインロッカーが撤去されて荷物を預ける処がない。仕方がないのでそのまま持っていく。

 まずは日本各地にある宗像神社、厳島神社、および宗像三女神を祀る神社の総本社である宗像大社の辺津宮へ向かう。
 現在、世界遺産の登録を目指しているので名前を知っている人もいるだろう。

 宗像大社は沖ノ島の沖津宮、筑前大島の中津宮、宗像市田島の総社・辺津宮の3社の総称であり、沖津宮(おきつぐう)には田心姫神、中津宮(なかつぐう)は湍津姫神、辺津宮(へつぐう)には市杵島姫神を祀る。
 天照大神と素戔嗚尊の誓約(うけい)から生まれたとされる三女神だ。
 

     宗像大社とハウステンボス-2

     一の鳥居


 参拝者休憩室がある祈願殿でボストンバッグを預かってもらう。
 これでゆっくりとお参りができる。


     宗像大社とハウステンボス-4

     二の鳥居


     宗像大社とハウステンボス-3

     太鼓橋 この下は心字池


     宗像大社とハウステンボス-5

     手水舎 珍しい一枚岩をくり抜いたもの

 神門には菊の御紋が。
 と、そこに看板が、

 『第二宮、第三宮修繕中につき御祭神は本殿にお遷り頂いておりますので本殿にてお参り下さい』

 つまり、ここ総社・辺津宮にも田心姫神(第二宮)と湍津姫神(第三宮)をお祀りしているが、現在工事中なので本殿に遷っていただいているそうだ。


     宗像大社とハウステンボス-6

     拝殿


     宗像大社とハウステンボス-7

     本殿

 あれ、千木と鰹木が男神の印!? 辺津宮に鎮まる市杵島姫神は女神なのに??

 後日調べたら、やはりぴょんと同じ疑問を持った人が大社に質問したらしい。が、はっきりとした返答はなかったという。
 もちろん全部が全部この説に当てはまるわけではないが・・・。
 宗像の御祭神は古くは大国主(大己貴命)だという説もなるのでそのせいか?(世界遺産に登録になったらはっきりするかな?)


     宗像大社とハウステンボス-8

     高宮参道入り口


     宗像大社とハウステンボス-9

     高宮へ続く鎮守の社の道 少し歩いて階段、また歩いて階段の繰り返し。

 
 気温が少し下がった気がする。
 が、鳥居をくぐった時から感じていたが参道が短いせいか出雲大社で感じたような厳かな・・ピンと1本張ったような静寂や緊張感を感じない。
 ウグイスの声が聞こえる気持ちの良い道だなあとは思うが。


     宗像大社とハウステンボス-10

     遥か彼方に玄界灘


     宗像大社とハウステンボス-11

     高宮祭場


 宗像三女神の降臨地と伝えられている古代祭場。神籬(ひもろぎ)を依り代とする。


     宗像大社とハウステンボス-12

     第二宮と第三宮 修繕中で入れない~

 沖ノ島と大島の中津宮にそれぞれ祀られている二女神もここ辺津宮にも祀られているので、この地をお参りすれば三女神をお参りした事になるという。

 ほぼ1周して最後に神宝館へ。
 沖ノ島で発掘された銅鏡、武器、装身具、金属製雛形品、土器、貝製品などが収められている。

 入ったとたんに有名な金製の指輪が。思っていたより小さく華奢だ。細工が素晴らしい。
 勾玉や碧玉も美しい。よく残っていたものだ。
 多く沖ノ島の出土品だが、「伝」もあるのね。
 薄利多売の現代と違い、昔は時間もたっぷりあったので1つ1つ丁寧に良いものを作れたのだろう。
 出土品は妬く8万点とあるが、実際に見られるのは思ったより少ない。が、今年の始めに九州の博物館でこの神宝展を行った時、行きたいが行かれなかったので今見ることが出来たのはすごく嬉しい。


     宗像大社とハウステンボス-16

     写真が撮れないので


 ゆっくりしたつもりだが2時間ほどで回ってしまった。
 バッグを預けた祈願殿で少し休んで予定より1本早いバスで神湊港に向かう事にした。


 余談だが宗像大社を中心とした古代の地図を見ると、そこには「伊都国」や「末盧国」「奴国」などの国名が記されていて、ここから邪馬台国に向かったのかとドキドキ。



 










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