四国2日目 2


 松山市に向かうために国道に戻る。
 ここからは70キロ程。道は仁淀川から面河川に変わった大きな流れに沿って進む。水が綺麗。
 道の駅で休憩した時に川に降りたかったが、かなり下方なので諦めた。

 観光している時は駐車場に車を停めているのでどうしても車内が暑くなる。ペットボトルのお茶が暖かくなっている。それでも美味しいのだからどんだけ汗かいているんだろうね。

 車を運転する時はナビは便利だが、それがないと運転できない・・まではいかないが・・不安だという人もいる。
 松山市に行くにはほとんど1本道なのだがナビをセットしたがる相方。
 確かにラクだけど、日本は道路標識もちゃんと出ているのだから大きな道路ではいらないのではと思う。「松山市方面」ってちゃんと出ているもん。方向さえ間違っていなければ大丈夫。後は行ってから修正すればいい。
 ナビをセットしなければ車が動かないわけではなく、ドライバが動かすのだから。

 と、途中道が2つに分かれていて・・ナビでは右だが他の車はみんな左へ曲がる。その先はトンネルになっているようだ。
 ぴょん車はいったん右に入ったが、もしかしてあっち(左)は新しい道では?
 出来たばかりだとナビには載らない。そう考え引き返して左に入る。案の定山をいくつもくり抜いたトンネルが続く。
 新しい道なのでうちのナビには表示されなくて、よく言う「(空を)飛んでる」状態だ。
 こちらが新道、あちらが旧道。最後には旧道に出るが、山道を回避したので時間の短縮にはなった。
 ね、ナビばかりアテにすると現状の判断が出来なくなるんだよ。ケース・バイ・ケースがダブルJのモットー・・あ、いや・・現実でも大切。

 砥部に入る。
 ♪ とべ~とべとべ~ ♪ と心の中で歌う。
 かのコンドルのジョウくんが生まれた動物園があるが時間の都合で残念ながら通過。
 この時点で1時半を回っている。

 昼食は松山市には行ってから。2時半になった。

 「郷土料理五志喜」 
 ここもガイドブックで相方が選んだ。

 待望の鯛飯だが、ひと口に鯛飯といっても松山鯛飯(いわゆる炊き込みご飯。以前、大三島で食べた)と宇和島鯛飯(鯛の刺身を特製のタレにつけ込み、生卵・ゴマ・きざみネギなどの薬味と一緒に混ぜたものを炊きたての御飯の上にかける)の2種類あるそうだ。

 昼の営業終了ギリギリだったせいか松山鯛飯は売り切れていて宇和島鯛飯を頼んだ。

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     鯛飯 


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     混ぜ合わせるとこうなる

 
 鯛の刺身が美味しい。タレが濃い目だが混ぜ合わせるとちょうどいい。


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 相方は鯛そうめん定食。相変わらずの麺好き。


 松山市は大きな町だ。市電が多く走っている。


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    いきなりの坊っちゃん列車
 
 向こうもこっちも走っているので、あっという間に接近。観光列車で、乗車には予約がいるらしい。

 いったん今夜の宿であるメルパルク松山に入る。
 ここから道後温泉本館までは歩いて5分ぐらい。狭い町なので車ではない方が動きやすい。

 本当は浴衣に下駄で湯かごと呼ばれる可愛いかごを下げていきたかったが(宿で貸し出ししてくれる)お湯の後にお店も回りたいので洋服のままで。
 が、ショルダーバッグに着替えやタオルを入れて行くのはかっこ悪いので、取り出したのは今から30年以上に流行った籐のショルダーバッグ!
 若い頃のお気に入りだがいま使っても違和感がない。ファスナーがないので上に被せて中が見えないようにしたレースもそのまま残っている。いいねー、夏にピッタリ。

 フロントで、「お湯のセットをお貸ししますか?」と訊かれた相方。
 男性には可愛いすぎる湯かごなので断ったが結構みなさん利用していた。

 道後温泉本館までは1本道なので迷う事はなかった。
 以前はもっと町の外れにあると思っていたが、街中も街中、商店街や道路のすぐそばに建つ本館。遠くからでも威風堂々として目立つ。


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 本館前のちょっとした広場に大勢の人が立っている。
 さすが名所だと思ったら、なんとみなさん入館する順番を待っている人達。
 4.50人はいるだろうか。札場(入浴券を買う所)で聞いたら今日は混んでいて席が空いた順に呼び出しているという。

 本館の入浴コースは4種類あり入浴だけならすぐに入れるのだが、ぴょんのような観光客はガイドブックでよく見る2階の大広間や小広間、個室などを体験したいので収容人数以上は入れられないのだ。3.40分待ちだという。
 ここまで来て諦めるのもいやだし、この後はもう予定も無いので待つ事にする。
 が、ぴょんほど本館に拘らない相方はこんなに混んでいては・・とパス。商店街をブラブラしているという。
 ほんとは2階席で写真のひとつも撮ってもらいたかったが仕方ない。ぴょん1人で待つ事に。

 お客は外人さんも多い。
 スマホを見たり、ミスト(を発する)機械の前で遊んだりしてただお風呂に入るだけなのに待つというこの状況を楽しんでいるよう。
 公衆浴場だけどやはり観光地なのね。

 40分程待ったろうか。
 ずーっと立ちっぱなしだったが、周りの雰囲気を楽しんでいたのでちっとも退屈しなかった。

 札場で名前を呼ばれ利用者が1番多いという神の湯2階席を。
 内部は一部迷路のようになっていて、コースによって進む廊下が違うが係の人が誘導してくれるので大丈夫。階段がかなり急だ。


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 2階に上がると係の女性がぴょんの席となるみだれ箱(というのかな、ここでも)に案内してくれる。
 ガイドブックで必ず出ているね、ここは。
 ズラーっと並ぶ箱。50個ぐらいか? 満員かと思いきや7割ぐらいしか埋まっていない。ぎゅうぎゅうにはしないのかも。

 入浴の仕方の説明を聞き浴衣を持って1階の浴室へ。階段を下りるとすぐに脱衣所。混んでいる。
 浴室は思ったより狭くてここも混んでいた。道後の湯の特徴らしくヌルヌルして滑りやすい。
 洗い場が15個ぐらいしかないので順番待ちしている。
 元々は公衆浴場だから、一度にこんなに大人数の利用は設定していなかったのか。

 ぴょんはここでは髪も体も洗わず(ホテルも道後温泉の湯を引いているのでそちらでゆっくりと)湯船に浸かるだけなので湯船からじっくりと浴室を見学。
 砥部焼の陶板画が壁を飾り、浴槽の中央には道後ゆかりの少彦名命(すくなひこなのみこと)の像が建つ。
 混んでいて落ち着かなかったが、入浴のみなら410円なので地元の人が羨ましい。

 実際に入っていたのは10分ぐらいか。浴衣を着てまた2階席に戻る。


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     お茶とお菓子


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     55畳あるが、思ったよりも広くないような・・・


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     人がたくさんいるのに落ち着ける


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     ぴょんが座った場所から 柱の陰になっているが砥部焼の水琴窟がある


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     夏季は障子が外され、すだれが掛かる

 
 なんでも今日は特別混んでいるらしい。ひっきりなしにお客が続いたとか。
 館内は撮影禁止の張り紙があるが他のお客を写さなければ撮っても良いそうだ。が、今日は難しいぐらい人がいる。

 休憩して服に着替え、館内の施設や展示室を見学。 


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     坊っちゃんの間 常連だった夏目漱石が愛用した3階の一室


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     坊っちゃんの間から坊っちゃん広場を


 日本で唯一の皇室専用の湯殿「又新殿」も別料金だが見学できる。写真は撮れない。
 ガイド付きで15分の予定だが、混んでいるせいか進行が早くてじっくり見られなかったのが不満。


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 入浴と見学で1時間程。
 記念にとタオル(みかん石鹸付き)を買って表に出ると相方が待っていた。


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     外から2階を


 坊っちゃん広場で清見みかんのジュースを。
 湯上りは暑いかと思ったがそうでもない。

 夕食までには時間があるので目の前のハイカラ通りへ。お土産屋さんが集まっている商店街だね。


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 お土産に欲しい物が無いなあ。
 みかん石鹸と名物のお菓子は買っていくが、島根の時のようにおかずになるような好みの食品があまり無い。

 ハイカラ通りを抜け道後温泉駅前に出ると、ちょうど放生園のカラクリ時計が動き出した。


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 夕食は7時半から。ライトアップした松山城が遥か遠くに見える。


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     あ、ここも宇和島の鯛飯だ


 夕食の後はホテルの大浴場をゆっくりと楽しむ。
 時間が遅かったせいか昨夜は入浴客は少なかったが、今夜は多い。やはり観光地だ。
 道後温泉本館は混んでいてちょっと忙しなかったが、また来てみたい。


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     道後温泉のタオル みかん石鹸付き




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