正倉院展とおふさ観音 

2017, 11. 06 (Mon) 19:56


 ふと気が付くと正倉院展終了まで1週間になっていた。
 そこで休みの息子G (昨日まで体調不良だったが今日はなんとかなっているよう)に近鉄の駅まで車で送ってもらう。
 電車だと大周りになるので助かる。
 と、いっても相方を会社に送ってからなので家から30分掛かるが。

 幸い奈良駅まで直通の急行に乗れた。
 今は珍しくないが車内案内が日英中韓国語で行われている。電車だからいいけど、これをテーマパークでやられるとものすごく時間が掛かる。

 30分で奈良駅に。そこから奈良県立博物館までは徒歩10分程。


     正倉院展2017-1


 ここは何度も来ているからちょっとしたショートカットもお手の物。
 並んでいる人がいない、ラッキーと思ったら館内はかなりの人出でほとんどの展示台にはグルリと人の輪ができている。
 開館前に並んでいた人達がみんな中に入ったので行列がなかったのね。
 とはいうものの何回か来ているので今までも展示されていた物は抜かし今回の目玉だけ重点的に観る。

 石(玉)と竹の尺八が展示してあるフロアでドレミ・・の音階が聞こえる。なんだろうと学芸員に聞くと、石と竹の尺八で奏でた音を流しているという。
 ドーレーミーと長音が石尺八、ドレミ・・と短いのが竹で石の方が良い響きだ。

 木画螺鈿双六局は明治時代に双六盤として名付けられた4具のうちの一つで螺鈿細工が見事。
 ぴょん大好きの八角鏡 槃龍背。鏡背文様は蓮葉に乗る亀をかたどった鈕を挟んで2匹の龍が絡まる。もちろん細工も良いが鏡面の方も見たいなあ。
 黒瑠璃把白銅鞘金銀珠玉荘刀子は紙や木簡を切ったり文字をすり消すための文房具の一種だが、こんな細く小さな刀子に木製玳瑁貼ったり金箔地を透かしたりとその仕事の細かさ丁寧さはいつまで見ていても飽きない。

 そして1番見たかった緑瑠璃十二曲長坏、今回の目玉だね。
 濃緑色の楕円形の鉛ガラスでできた杯。緑なので銅発色だ。ふち(両面)の真ん中にちょこんとうさぎがいる。
 暗いので見づらいが耳が見えれば本体(?)もわかる。
 ぴょんはオペラグラスで見てみたが・・・、

「見えますか? (わかりますか?)」

 と、おじ様が。

「いえ、かえって暗くなって。肉眼の方がわかりますよ。ほら、耳が」
「あー、なるほどー」

 と、知らない人達との会話もすんなり。こーいうのも楽しいところ。

 しかし経典を包んだ布とかよく残っていたなあと毎回感心している。
 今回は鈴は出ていないのね。水精玉(すいしょうだま)や瑪瑙の念珠はあった。ストラップみたいで欲しい。
 館内はかなり混んでいるので経典などはパスした。

 そういえば正倉院展には何回か来ているが肝心の正倉院って見た事あったっけ? 修学旅行で来たかもしれないが覚えていない。
 この展覧会の時期は毎日公開しているので行ってみた。もちろん内部は見られず外構・・・つまり建物だけだけど。
 奈良博物館から東大寺を経由する。
 途中「夢風ひろば」(飲食店やお土産屋などが集まる一角)を抜けて行くとちょっと近道になる。


     正倉院展2017-2


 相変わらず鹿とそれ目当ての外国人が多い。
 奈良公園の鹿もそうだけど野生だからね。可愛い~ と頬寄せている外人さんを見ていると事故が多いというもの頷ける。


     正倉院展2017-3

     南大門越しに大仏殿を


 正倉院は大仏殿の裏になるのかな。


     正倉院展2017-4

     正倉院外構

     
     正倉院展2017-5

     教科書でお馴染みの高床式校倉造り


 帰りは来た道の反対側へ・・ちょうど大仏殿を一周した形になる。玉砂利なので疲れる。


     正倉院展2017-6

     鏡池


     正倉院展2017-7



 まだ昼前なのでもう一度博物館辺りに戻り、いつものこの期間限定の薬膳弁当で昼食。


     正倉院展2017-8

     海老と金針菜のXO醤炒め 素肉の黒酢入り甘酢炒め松の実添え 有機南瓜・春菊 
     エリンギ茸の紅花と発芽金胡麻入り揚げ物 クラゲの甘酢クコの実添え 大根の柚子風味漬け 
     十穀米入りご飯

 メニューは毎年同じだなあ。今年は素肉の黒酢入り甘酢炒めがいつもより酸味が強い。
 これは偶然で本当によくある事だけど、ぴょんが入ると店内が混むのだ。
 今もこの店専用の飲食スペーズ(出店なので店舗ではなく外。寒さよけの大きなビニールハウス内にテーブルやイスがある)はガラガラだったのにぴょんが入ると混んでくる。
 席はあるからいいけど外国人が煩く話すのは耳触りで落ち着かない。
 以前は奈良は静かで良かったが、ここ数年は本当に外国人の数が増えて・・・そう努力している成果だろうけどちょくちょく来たいとは思わなくなった。
 これは京都も一緒。用がないと行かない。(そりゃそーか)

 毎年この後は奈良町などブラブラし奈良漬や柿の葉寿司を買うのだが、今日はもう一か所行くので奈良漬けだけ買った。この店はこの辺りにしかないからだ。

 奈良公園から興福寺を通り近鉄の奈良駅へ。途中乗り換えて八木西口駅へ。が、乗り換えの駅で電車に乗ろうとして見事にすっ転んでしまった。
 近鉄は普段使わない路線で、乗り換えの電車は関東のJRなら昔の特急電車のような車体の色だった。
 なので一瞬これでいいのか? と気を逸らし・・・さらに発車時間も迫っていたのであわてて乗り込んだら電車とホームの間が思ったより開いていてそこにズボッ! と嵌ったらしい。マンガみたいに見事に前乗りで倒れた。
 幸い怪我もなく・・が、もしかしてここで打ったから後々太腿辺りが痛くなったのかも・・・ハタハタと服を払い席へ。

 八木西口駅は初めて降りる。なので出てから方向を間違えて反対側へ行ってしまった。
 ヤフーの地図で調べてきたんだけどなあ。間違えなければ駅からは1キロ程。
 小さな川縁を歩いて向かったのは「おふさ観音」

 今日は月曜日なので他の美術館は休館で、どこか他に行く所ないかな~ とネット上を探していた時に見つけた。
 今は秋のバラまつりの最中。が、着いてびっくり。
 確かに本堂を囲むようにバラの鉢が所狭しと置かれているが、そのほとんどが花を付けていない。
 枯れている? そんな状態でガッカリ。


     正倉院展2017-9


 HP では何百本のバラが咲き誇っていたのに。
 いや、こーいう画像は1番良い時を載せるし、HP によっては少々盛っているので話半分のつもりでいるのだが・・・それ以上の有様に長居する気もせず。
 が、せっかく来たのでお参りと円空庭を見学。茶房はお休み。


     正倉院展2017-10

     円空庭


 奈良から1時間近くかけて来たのになあ。
 ま、バラは生き物なので仕方がないし、来る時に道を尋ねた観光局の人がパンフまで用意してくれたのにこれでは・・・。
 でもここにはもう来ないだろう。

 帰り道、地元のおば様が柿を持っていけと言ってくれたが、車ならともかく歩きでは・・・。
 奈良の柿だー と思ったが、やむなく断った。

 帰りは八木西口ではなくその先の大和八木駅まで歩く。いつも奈良で買うお土産を買っていないからだ。
 こちらの駅の方が大きいので何かあるかと思ったらデパートがあったのでそこで柿の葉寿司を。ここはいつも買う奈良駅の近くのお気に入りのお店の支店。
 良かった、こっちへ来て。

 ここからは急行で最寄駅まで乗り換えなし。
 到着時間をG に知らせ迎えに来てもらった。本当はサッカー教室へ行くのだが体調がイマイチなので休んだが、運転は出来ると言うので頼んだ。
 途中買い物をして17時前には帰宅。


     正倉院展2017-11

     奈良漬と柿の葉寿司 今回は栗のお菓子は見送った (-"-)


     正倉院展2017-12







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「大エルミタージュ美術館展」と「萩尾望都SF 原画展」 

2017, 10. 12 (Thu) 21:34


 相方と息子Y が出張なので、予てから行きたかった「大エルミタージュ美術館展」と「萩尾望都SF 原画展」に行って来た。

 まずは「大エルミタージュ美術館展」
 兵庫県立美術館はぴょん家から1時間半程。
 ここは色々良い展覧会を催してくれるが、各駅停車しか停まらない駅なのでちょっと不便。

 JR の駅からだと徒歩10分。途中空模様が怪しくなってきたがなんとか持ってくれた。


     エルミタージュと望都-1


     エルミタージュと望都-2


 10時前に着いたのでロビーで待つ。思ったより人は少なく、開館時は50人程。


     エルミタージュと望都-3


『戴冠式のローブを着たエカテリーナ2世の肖像』をイメージした特製ドレスがエントランスに置かれていて、王冠をかぶり写真が撮れる。
 残念ながらぴょんは1人だったので、ドレスの写真だけパチリ。

 会場に入り最初に先ほどの「戴冠式のローブを着たエカテリーナ2世の肖像」が。


     エルミタージュと望都-4


 この展覧会は来年1月まで開催しているが、早めに来たのはこの絵の写真が撮れるから。
 11月2日までの平日のみ。これはめったに無い事。
 だが、ちょうど顔の部分が展示ライトでハレーション起こして・・うまく撮れないー。(ぴょんの身長の問題か?)

 会場内はガラガラではないがゆったりのんびり観られるくらいの人出。(もっとも後で混んできたが)
 ギリシャ神話の絵が多い。クレオパトラが怪物っぽかったり、鳥の中に蝙蝠が描かれていたりと変わった絵も。
 宗教画も多いのは西洋画展ではお馴染み。
 その中で幼子イエスと洗礼者ヨハネ(子どもの姿)が一諸に描かれている絵をよく見るが、2人が幼い頃に出会った記述は聖書にはないそうだ。
 えー、でもよーく見るよー、この構図。お約束のように。
 描きやすかったのかな、当時の人達に。

 西洋画はレースやドレスのドレープが本当に綺麗。これだけずーっと観ていられる。

 最後まで行って、もう一度最初の「エカテリーナ」に戻る。これを観に来たようなものだもの。
 だが写真を撮る人もいるのであまり真ん中で堂々と観るのも気が引ける。
 だけど観るためにあるのだから、そこは気の済むまで長い時間かけてじっくりと観ていたが。

 それでも1時間ぐらいで回ってしまった。
 正直言ってあまり見応えはない。
 この展覧会開催の発表があった去年からとても楽しみにしていたが、ぴょんが気に入った絵は2、3点しかなかった。

 今度この美術館に来たら近くのことりカフェに行こうと思っていたが、今日はもう一件美術館のはしごをするのでカフェは次回に。
 その前に昼食を。
 今度行く所は何があるかわからないので目に付いた店に。ちょうどパスタが食べたかったのでランチであってよかった。


     エルミタージュと望都-5

     エリンギとベーコンのパスタ


 JR から六甲ライナーに乗り換え六甲アイランドに向かう。
 ここは初めてかな? 六甲ライナーはモノレールかと思ったが自動運転でゴムタイヤで走行する車両なのね。(ゆりかもめと同じ)
 そのせいか、高所を走るせいか、駅から出る時にガタゴト揺れて怖かったぞ。

 降車駅からの出口を間違えてグルリと回ってしまったが(ちゃんと出れば目の前だった)神戸ゆかりの美術館に無事到着。


     エルミタージュと望都-8


     エルミタージュと望都-7


 実はこの展覧会を知った時、サイトでグッズなどを見て、「なんでポー(の一族)が無いんだっ!」と憤慨したんだけど・・そりゃそーだ。今回はSF 作品だけだもんね。

 望都先生のSF といえばやはり「11人いる!」が真っ先に思い浮かぶ。
 会場には「11人いる!」と続編の「東の地平・西の永遠」の生原稿が。そして扉絵も。
 おお、よく見る絵だがこうやって本物を観るとその繊細で綿密で綺麗さにため息が出る。いつまでも観ていられる。
 だけど・・あはは・・宇宙の塗り方(ベタ塗り)は綺麗だが、自分が描いたもの(塗り方)と似ているような・・・。 ← とんでもない! 思い違い
 恐れ多いが親近感が。 (^_^;)

 でもやはり同じ作品でも10年の間が開くと顔が違ってくるね。
 これ、タダ? フロル?・・ちょっと違う・・・って。

 どうしてもマンガ(展示原稿)を読んでしまうのでなかなか進まない。
 ネームも綺麗だ。どの作品も全力で描いているんだなー と思わせる。


     エルミタージュと望都-6


 その他には「ウは宇宙船のウ」「百億の昼と千億の夜」「スター・レッド」「銀の三角」や「マージナル」などなど。
 観ても観ても終わらないほどの原画が展示されている。

 面白かったのが、ぴょんは望都先生の作品をほとんど読んでいる(本を持っている)と思っていたが、70年代80年代の初めの作品はともかくその後になると知ってはいても読んでいない作品が多くなる。
 ちょうどぴょん自身が忙しくなる時期だ。家を出て自活して好きな事やって─。
 望都先生の作品だけでなく、それまで読んでいた多くの先生方の作品を読み損ねているだろう。
 マンガもアニメもその歴史を行けば、ぴょんや淳さんの人生になる。そーいう人多いよね。

 じーーっくりと1時間強観てもう目がクラクラ。
 はしご出来るかと心配したが思ったより早く観終わってしまった。正直、望都先生の原画展の方が見応えがあった。

 今夜は息子G には自分で夕食ナントカしてと言ってあるので本当は用意しなくてもいいんだけど、予想より早く帰宅できたので「夕食どうする?」のメール。
 でも「食べてくる」の返事があったので、今夜はぴょんの好きなものた~~ ぷり。
 サーモンのお寿司に十穀米のお弁当。栄養とか関係なく好きなものだけ食べる。


     エルミタージュと望都-9

     今回は「エカテリーナ」も「11人いる!」のグッズも無かったのでチラシのみ。



 覚書き
 ぴょん駅から神戸までは大阪周りのいつものコースの他に、松井山手からJR 1本でも行かれる。
 ただ乗り換えはないが、各駅停車で混むし200円ほど高い。
 今回は神戸線の各駅列車しか停まらない駅(灘)だったので松井山手からでもいいが、もし新快速や快速が停まる駅だったら大阪周りの方が早い。
 ぴょんは大阪で快速に乗り、途中で各駅停車に乗り換えた。新快速だと1つ先の三ノ宮まで行って戻るのでかえって時間が掛かる。
 どちらにしても到着時間はほとんど同じ。




オクトーバーフェスト 

2017, 09. 21 (Thu) 20:01


 ある手続きで市の中心部まで行った。
 が、ぴょんの不備で完了しなかった。

 あー、失敗したなあ。また来なければならない。
 電車で3駅だが、遊ぶ所がないのであまり来る事はない街だ。

 せっかくここまで来たのだから今開催中のオクトーバーフェストを見て行こうと思ったが、平日は16時からの開催なのでまだ2時間程ある。
 図書館でもあれば時間が潰せるがここにはない。

 T-SITE をゆっくり見て回り、16時過ぎたので会場へ。


     枚方オクトフェスー1


 梅田や奈良に比べたら小規模だが、あまり大きくない地方都市のイベントで平日のこの時間にしてはお客がたくさんいる。
 ほとんどが年配の方々だが、皆さんビールとおつまみ買ってこれから飲み会?


     枚方オクトフェスー2



     枚方オクトフェスー3


 だけど、なんだかそれだけって感じで・・・商品を売るのが第一の目的になっているみたいで・・もちろんそれも大事だが・・せっかくのドイツのイベントなのに楽しさがない。
 21時までなのでこれからかな。

 舞台ではドイツ民謡などのショーがあるが、18時からなのでぴょんはその前に帰った。

 去年は雨で散々だったが今年も雨や台風に見舞われて・・でも開催されてよかった。
 できればもう少し大規模で、商品を売るのを第一にした内容でなければもっと良いが。


     枚方オクトフェスー4


「バベルの塔」展 

2017, 09. 14 (Thu) 19:55


 先日に行くはずだったブリューゲルの「バベルの塔」展に行った。


     バベルの塔ー1


 話題の展覧会だけあってかなりの人出だ。
 多くはぴょんより年配の方々だが高校生も混じっている。学校行事なのだろうか。良い学校だ。

 入り口で大勢の人が溜まっている。
 この人数がバベルの塔に行ったらすごく混むと思ったので、とりあえず1番奥にあるだろう展示場に進む。

 幸いと言っていいのか・・・他の展示物はあまり興味がない。宗教絵が多いがぴょんの好きなタッチではない。
 が、オリンポスの神々が集まって描かれている絵は面白かったのでもっとゆっくり見たかったが混んでいて・・・。後でまたここに来て見ようと思ったが、ついそのまま帰ってしまった。 (-"-)

 写真は撮れないがテレビなどで見た人は多いだろう。
 小さな絵だとは知っていたが・・・うーん・・小さい。

 幸い、絵の前は空いている。
 そばでじっくりと見たい人は前列につながる列に並ぶ。ちょっと後ろからでもいい人は自由に見る方式。
 ぴょんは2回列に並び、その後は前列の人々の間から見た、(と言っても近いので充分見える)

 小さい絵の書き込まれた細かい部分が・・・細か過ぎて見えない。なんという緻密さ! 
 なんでオペラズラスを持ってこなかったんだろう。

 16世紀のアントワープの建築様式が描かれているが、各階の窓の違いでその時代の建築様式がわかるらしい。つまり何年にもわたって建築されている、という設定だ。
 しかし、建設中なのにもう廃墟みたいだな。将来を示唆しているのか。

 それに、なんだろう・・・サイズが小さいのは別にして・・・全体にあっさりとして見える。
 書き込まれているのよ。見ても見ても見切れないくらいに。
 あまりにも細かいので一色のように見える・・のか?

 テレビで見た時はもっとごちゃごちゃ(?)していたのに。
 そのイメージが強く残るので、事前にあまり映像を見ないようにしていたんだけどね。


     バベルの塔ー3

     バベルの塔の大きさ比べ 東京タワーと通天閣


     バベルの塔ー2

     大友克洋氏コラボのバベルの塔の内部構造図


 さて、いつのもようにここから徒歩で梅田に向かう。
 小鳥の雑貨店などを覗きに行くのだが、少し歩いてハタッ! と気が付いた、ここは梅田に向かういつもの道じゃない!
 そもそも駅が違う。梅田に向かう道があるのは2つ戻った駅の近くだ。
 電車で戻るのは簡単だが方向はわかるので(あっちからもこっちからも距離は同じくらい)とにかく歩こう。

 途中から遠くにマルビルが見えたので方向は合っている。が、これが今日の勘違いの始まりだった。

 途中から地下通路に入る。
 梅田は地上より地下を行く方がわかりやすい。もっともいつもの地下道ではないのでちと迷った。

 昼は過ぎていたが梅田辺りで食事処に入る気もせず、まずはデパートをウロウロ。バッグや財布を見る。そしてヨドバシカメラでパソコンの下見。

 さて小鳥の雑貨店がある上階の東急ハンズに行こうとしたら・・・あれ、ない?
 ハンズは10階だが8階までしかエレベータの表示がない。その先は階段を使えと? 別の店だからいじわるしているのか? ヨドバシよ。
 が、8階に行ってもその上には行かれない。

 おかしいなとよーーく考えると・・・あ、ヨドバシじゃなくて大丸だったっけ。
 なんで間違えたんだろ。大丸なら行きに通ったのに気が付かないなんて。


 雑貨店では今まででも見た商品が多くて欲しい物はなかった。
 やはり事前にあるかどうか調べてから行った方がいいね。

 ヨドバシカメラと大丸百貨店の位置は大阪駅周辺の端から端なので、勘違いのせいで今日はいつもの2倍は歩いた。


 今日はもうひとつ失敗をした。
 美術館でメモを取る時、先の尖った万年室やボールペンは使用できない。
 ぴょんはいつも鉛筆を持って行くが、今日はなぜかロケット鉛筆を持ってきてしまった。

 もっともこれでも大方の所はOK なのだが、今日は、
「シャーペンですか?」
 と、声を掛けられた。
「いえ、鉛筆です」
 と、答えたが、
「先(シン)が飛ぶかもしれないので」
 と、美術館が用意した簡易鉛筆を渡された。

 この館の前の展示会の時はOK だったんだけどなー。でも決まりなら仕方がない。

 それにしても、「飛ぶかもしれない」という理由で使用禁止なのだとは思わなかった。
 てっきり尖った先っぽで絵が傷つけられるのを防ぐためだと。(もちろんこの理由もある)
 もっともほとんどの絵が額に入っているが。

 飛ぶかなー、これ。
 ま、ロケット鉛筆なので飛ぶかもしれない・・・?


     バベルの塔ー4



 

能登半島と金沢4日目 2 

2017, 08. 18 (Fri) 22:32


 金沢から向かうと白川郷IC より先に五箇山IC 現れる。
 こちらも行きたいところだが、時間の関係で今回は素通り。

 白川郷のガイドブックによると、村内は限られた車しか入れない(走れない)そうだ。
 合掌造りの建つ範囲は狭いから車で乗り入れたらたちまち渋滞してしまうだろう。
 そこでまず、車で行かれる萩町城展望台まで行く。
 が、これがわかりずらくて。狭い範囲だが案内板が少なくて・・おまけに車が入れない所もあってちょっと迷ってしまった。
 村内に入る車を規制している警備員さんに聞いてやっと辿り着く。


     能登金沢ー78


 見事な景色だがやはり雪の景色の方がいいかな。

 展望台を降りて村営駐車場へ。
 普段は17時に閉まるが、このシーズンだけ17時半までだという。あと1時間しかない。


     能登金沢ー79

     であい橋


     能登金沢ー98



 赤とんぼとツバメがたくさん飛び回っている。 
 村内はかなりの人出。観光地化されているとは聞いていたが、確かに歩いているほとんどは観光客だろう。
 時間がないので気持ちが急くが、それでもできるだけゆっくり歩いてめったに見ない家の造りや雰囲気を楽しむ。

 橋を渡りゆっくり歩いて20分程で国指定重要文化財の和田家に到着。
 白川郷の合掌造りの紹介の際は必ずと言っていいほど出るから見た事がある人は多いだろう。 
 築後約300年で今でも人が住んでいるが、現在、1階の一部と2階が公開されている。


     能登金沢ー80

     1階の囲炉裏端


     能登金沢ー82

     狭くて急だ

     
     能登金沢ー81

     2階から


     能登金沢ー83

     一般に扠首(さす)構造と呼ばれるトラス構造の屋根組み


     能登金沢ー84

     1階の座敷


     能登金沢ー85-1

     和田家を北側から

 
     能登金沢ー86



     能登金沢ー87


     能登金沢ー88



     能登金沢ー89

 村内には泊まれる合掌造りの宿もある。県外ナンバーの車が停まっていたのでここもそうかな。(宿泊者は車で村に入れる)
 本当は金沢で町屋に泊まりたかったが夕食が付いていないので諦めた。
 こっちは付いているのかな。囲炉裏のそばで食事なんていいだろうな~。

 と、突然、変な形の合掌造りの建物が。

     能登金沢ー90
 
     明善寺郷土館 


 260年前に建立された合掌作りの寺だそうだ。今は郷土館だが、16時まででもう終わっていた。


     能登金沢ー91

     村内で1番大きな合掌造りの家らしい


 17時半までには駐車場を出なけれないけないのでちょっと忙しかった。
 本当は屋外博物館やお店にも行きたかったが、ピタッっと17時で終わってしまう。観光地だが実際に生活している場だからなあ。

 駐車場に戻って車を出そうとしたら駐車料金1000円といわれた。
 ガイドブックには500円とあったけど・・お盆料金かな。それならそうと、きちんと掲示してほしい。
 どこにも料金が書かれた看板などはなく・・・でも払わないと出られないので(支払機があるのに人がお金を受け取って機械に入れていた)払ったが、なんだか釈然としない。明記しておいてくれればいいのにね。
 しかし1時間1000円は高い。 ← これはこちらのせい


 帰りは東海北陸自動車道を名古屋方面に南下。


     能登金沢ー92


 途中白鳥IC 手前付近で霧が・・・いや、靄かな・・・とにかく、道路のサイドや行く手に広がる。幸い路面は見える。


     能登金沢ー93

     名神高速に入り養老SA で夕食。2種類のお蕎麦と牛肉丼のセット。


 この辺りはよく通る知った道だ。あとは家まで一直線。
 が、高速に戻った途端またまたまたものすごい雨に見舞われる。おまけに雷まで。
 雨水はすぐに路面に溜まり(それまでにも降っていたし)水しぶきに変わる。対向車線からも水が飛んできてフロントがバシャン! とかぶるくらいすごい降り方。
 なんなんだよ~、今回は~。雨ばっかりだ。もっとも輪島や金沢、白川郷で歩く時はやんでいたので・・まずますか。

 22時過ぎに帰宅。
 部屋は思ったより片付いていて・・・いや、息子達は居間の方は使わなかったのだろう。キッチンと自分達の部屋だけで生活していたのかな。(あまりテレビは見ないし、2人とも)

 走行距離、約1300キロ! さすがに4日間は疲れるね。
 行く前に1輪しか開花していなかったランタナが10輪になっていた。



     能登金沢ー96

     白えびせんべいと羽二重餅



     能登金沢ー97

     金沢の水引で作られたストラップ
     小松空港で買ったミリタリーTシャツ(相方)、ファントムのクリアファイル(ぴょん)


 今回の旅行ではお店に行く時間があまり取れなくてお土産は少ない。
 小物がたくさんあったが、どうしても京都と被っている気がして、「欲しいな~」と思うものが見つからなかった。


     能登金沢ー94


     能登金沢ー95